イチゴの育て方ー苗選び

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10月の作業

 

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

イチゴは果物ですか?野菜ですか?

甘くて、ケーキ等のお菓子に利用されるイチゴは、果物だと思いますか?

正解は、「野菜」です。

果物というのは、木になっているものを言うそうです。

そのため、アボカドはサラダやサンドイッチ等に使われますが、木に実るので、果物だそうです。

少し話は脱線しましたが、まずはイチゴについて知ってみませんか?

苗選びから、自分の育てたい品種について考えてみましょう。

 

イチゴについて

  • 科目:バラ科(連作障害あり:3~4年)
  • 土壌酸度:6.0~6.5
  • 原産地:オランダ
  • 育成温度:17~20℃
  • 植え付け適期:10月中旬~11月上旬

イチゴは、野菜では珍しい「バラ科」の野菜です。

連作障害はありますが、バラ科の野菜が他にはないので、気にする必要はないかと思います。

イチゴは冬越しをする野菜です、生育期間が長く、翌年の春に収穫を迎えるので、良い苗を見極めて、寒い冬を乗り越えましょう。

 

イチゴ苗の見方

  1. 本葉が3~4枚で、葉色が濃い。
  2. クラウンががっちりとして、太い。
  3. ランナーの切れ端がついている。
  4. 葉の裏まで見て虫がいない、枯れていない。

他の野菜作りでは聞かない言葉がありますね。

クラウンとランナーについてです、聞きなれない言葉ですよね?

クラウンとは、葉が出ている付け根を見てもらうと、ギザギザと王冠のようになっているところです。

他ので例えるなら、生長点と言われる部分に当たると思ってください。

この部分を土に埋めてしまうと、葉や花が出にくくなってしまします。

また、ランナーとはイチゴが繁殖するために、親株から繋がっていた枝です。

このランナーが来ている逆側に花や実をつける性質があるため、植え付け時の目印になります。

 

一季なりと四季なり

イチゴには春から初夏にかけて収穫できる「一季なり」と、春だけではなく、初夏や秋にも収穫できる「四季なり」という種類があります。

一季なりは、粒が大きく、甘みが強い品種であり、四季なりは夏の暑さや病気にも強く、次々に実をつけてくれるのが魅力です。

花芽がついた四季なりの苗があれば、植え付けた秋から収穫できるものもあります。

一季なり品種

宝交早生(ほうこうわせ)・・・小ぶりだが、病気に強い

女峰(にょほう)・・・病気に強い、やや甘酸っぱい

あかねっ娘(あかねっこ)・・・大粒品種

とよのか・・・スーパーなどでよく見かける品種、甘みと香りが強い

らくなりイチゴ・・・サントリーが開発した品種、大粒で甘酸っぱい

 

四季なり品種

夏姫(なつひめ)・・・真夏を除き、秋まで収穫できる

純ベリー2・・・タキイ種苗が開発した品種、小ぶりだが多収穫

めちゃウマッ!いちご・・・デルモンテが開発した高糖度の品種

めちゃデカッ!いちご・・・デルモンテが開発した大粒の品種

 

あまり聞きなれない品種だと思いますが、上記は初心者でも育てやすい品種です。

私たちが、良く食べる品種は、「章姫」、「とちおとめ」、「さちのか」と言われる品種でしょうか。

これらは、とても甘い品種です、そのせいか虫や動物に食べられてしまう被害があります。

対策ができるなら、家庭菜園で、甘く大粒な品種を育ててみるのも良いのではないでしょうか・

 

以上、苗選びについて参考になったら嬉しいです。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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