イチゴの育て方ー植え付け

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10月の作業

 

こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。

イチゴの品種は何を育てるか決まりましたか?

長く楽しむ四季なりか、短期集中で夏野菜までには終わらせる一季なり。

両方の品種を育てて楽しむのも良いですね。

種類もいろいろあるので、近くの種苗屋さんで置かれているものを検索するもの良いです。

品種・種類は様々ありますが、植え付けで注意するところは同じです。

管理や収穫のしやすさは植え付けで決まります。

畝づくり

  • 区画:畝幅1m×長さ3m(私の畑の規定サイズ)
  • 株間:30cm
  • 列間:30cm
  • 畝高:5cm
  • 元肥:1㎡あたり牛ふん3リットル(1.2kg)、鶏ふん100g、有機石灰50g、米ぬか30g、魚かす・溶リン50g
  • 施肥方法:全面施肥

イチゴの実付き・花付きを良くするために元肥として、リン酸が多く含まれる魚かすやバッドグアノ、溶リンなどの肥料を一緒に施すと良いでしょう。

良いというだけで、絶対ではないので無ければ使用しなくても大丈夫です。

ただ、夏野菜でも実付きを良くするために使用できるので、今回買っていおいても、使用する機会は今後ありますのでご参考に。

栽培期間が長いので、ゆっくり効いてくる有機肥料をオススメします。

有機石灰は畑の土壌酸度を測ってから入れましょう。

イチゴの適正範囲はPh6.0~6.5です。

6.0以下なら入れて、6.5付近にあれば年を越すまでは入れずに様子を見ていけ良いでしょう。

土壌酸度が6.0を下回るからと言って、消石灰や苦土石灰を使用するのは控えましょう。

使用するとすぐに植え付けることができません。

期間があれば植え付けの1~2週間前に、消石灰や苦土石灰を使用した酸度調整は行いましょう。

 

植え付け

  • 株間
  • 潅水
  • クラウンは埋めない
  • ランナーは内側

家庭菜園をしていて、聞きなれない言葉が出てきますね。

王冠をかぶって走るんですか?なんては思わないと思いますが、イチゴ栽培ではとても大事なところです。

 

株間

畝ができたら、苗を植え付ける位置を決めます。

イチゴは株間、列間ともに30cmなので、ポット苗をそのまま仮置きして場所を決めるとわかりやすいと思います。

使っている移植ゴテや靴の長さなどを把握していると、株間を測る目安になるので作業が簡単になります。

 

灌水

苗を植える時には、植穴を掘ったら水をいっぱい入れ、苗もポットごと水を張ったバケツに入れ、水を吸収させましょう。

ポットより少し大きめに植穴をあけ、灌水させることで、根つきが良くなります。

早い段階で活着することが、その後の生育の良さが変わります。

 

クラウンは埋めない

苗の根元にある、緑色のギザギザした王冠のような形をしている部分を、クラウンと言います。

花や葉が出てくる成長点と言われるところで、ここが筒井に埋まってしまうと花や葉が出にくくなり、成長が遅くなる原因となります。

クラウンが地面に出るように、浅植えにします。

 

ランナーは内側

イチゴにはランナーという繁殖するために、親株から繋がっていたほふく枝というものがあります。

そしてイチゴの花や実は、ランナーの反対側につける性質があります。

苗についているランナーの跡を畝の内側にして植え付けると、畝の外側に花が咲いてイチゴが実ります。

人工授粉や収穫の管理もしやすくなるので、ランナーの向きに注意してください。

 

イチゴは冬の間に十分な栄養を吸収させることが大切です。

肥料効果が長続きするように有機肥料を使用した土づくり。

根の活着・成長を早くするためにも植え付けで注意しましょう。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。

それでは、また次回

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