スナップエンドウの種まき時期とまき方

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10月の作業
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スナップエンドウは秋に種をまいて冬を越し、春から初夏にかけて収穫するマメ科の野菜です。適切な時期に種をまかないと、大きくなりすぎて寒さで枯れてしまったり、小さすぎて着花しなかったりします。種まきのタイミングと基本の手順を押さえておきましょう。

スナップエンドウの基本データ

  • 科目:マメ科(連作障害:5年)
  • 土壌酸度:pH6.5〜7.0
  • 発芽適温:15〜20℃
  • 種まき適期:10月下旬〜11月上旬(関東基準)

マメ科は連作障害の期間が長いため、毎年同じ場所には植えられません。省スペースで家庭菜園をしている場合、場所のローテーションだけでは難しいこともあります。その場合は「天地返し」(地表から40〜50cmの土と50〜100cmの土を入れ替える作業)が効果的です。重労働ですが、病害虫対策として確実な方法です。

畝の準備と元肥

畝の目安は次のとおりです。

  • 畝幅:1m × 長さ3m
  • 株間:30cm
  • 条間:50cm
  • 畝高:5cm

元肥の目安(1㎡あたり):牛糞400g・鶏糞50g・有機石灰50g・米ぬか30g。有機石灰は収穫まで期間が長いため、ゆっくり効かせるために使います。

種まき前に土壌酸度を測り、pH6.5を下回るようなら苦土石灰を150g程度すき込んで2週間前に準備します。夏野菜を育てた後の畑は酸性に傾いていることが多いため、必ず確認してください。

マメ科の根には根粒菌が共生して空気中の窒素を固定するため、他の野菜より肥料は少なめで十分です。窒素を入れすぎると葉が茂りすぎて実が付きにくくなります。

種まきの手順

1か所に3粒まきます。指先で深さ1〜2cmの穴を3か所あけて1粒ずつ入れ、種が隠れる程度に土をかぶせて手のひらで軽く押さえます。

水やりは土が乾いているときだけにします。種まき直後の水のやりすぎは種を腐らせる原因になります。雨の前日や土が湿っているなら水やりは不要です。

鳥による食害対策

スナップエンドウの種はカラスやハトに食べられやすいです。種まき直後から発芽するまでの間、防虫ネットや不織布を畝にべた掛けしておくと安心です。発芽後は取り外してかまいません。

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ポット育苗でのやり方

畑が空いていない場合や、鳥害が心配な場合はポット育苗がおすすめです。使い終わった苗のポットに園芸用土を入れて3粒まき、日当たりのよい軒下で管理します。ネットをかぶせて鳥対策をしておきましょう。5〜7日で発芽し、草丈7〜8cmになったら畑に植え付けます。3粒すべて発芽した場合も間引かずそのまま植え付けてかまいません。

よくある質問

種まきの適期を過ぎてしまいました。今からでも大丈夫ですか?

11月下旬以降は気温が低すぎて発芽が難しくなります。12月上旬までなら苗を購入して植え付ける方が確実です。苗の状態で入手できれば、適期を逃しても対応できます。

1か所に何粒まきましたか?間引きは必要ですか?

1か所に3粒まきます。発芽後も基本的には間引かずそのまま育てます。複数本が競り合うように育つことで支え合い、倒れにくくなる効果があります。

連作障害が心配です。前の年にマメ科を育てていたら植えられませんか?

連作障害の回避期間は5年です。同じ場所では5年空けるのが理想ですが、畑のスペースが限られている場合は天地返しで対応することもできます。

まとめ

スナップエンドウの種まきで大切なのは「10月下旬〜11月上旬という適期を守ること」と「鳥対策を忘れないこと」の2点です。大きすぎても小さすぎても冬を越しにくくなるため、時期の見極めが重要です。

発芽さえ確認できれば、あとは防寒対策をしながら春を待つだけです。スナップエンドウは比較的育てやすいので、初めて豆類を育てる方にもおすすめです。

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