こんにちは、私は20年以上家庭菜園で無農薬野菜を育てている「サク」といいます。
皆さんは家庭菜園でどんな農具を使ってますか?
人によっては耕運機を持っているという方もいらっしゃるかと思います。
私の畑は耕運機を使うには勿体ない狭さなので、いつも人力です。
そこで私が使っていてオススメな農具について解説します。
オススメ農具3選
- 剣先スコップ
- 備中鍬
- 鋤簾
基本の平鍬や草刈鎌は置いておいて、あると便利、作業が楽になる上記3つについてお話します。
剣先スコップ

その名の通り、刃先が尖った形状のシャベルです。
画像の物はうちで使っている、剣先スコップです、かれこれ10年以上使っているので刃先が丸くなってきてますが、まだまだ現役です。
これは、カチカチの土壌を掘り起こすときに使います。
平鍬で掘り起こすこともできますが、しばらく使っていないような畑では始めに剣先スコップで大雑把に掘ってから、土の塊を砕いていく方が効率よく短時間に作業ができます。
また、冬に土壌改良する方法に「寒起し」という作業があります。
これは、寒い日に霜柱が立つことを利用した土壌改良方法で、掘り起こした土の塊をそのまま放置することで、霜柱ができて溶けるを繰り返し、自然と土が柔らかくなるというものです。
この掘り起こす作業も剣先スコップなら、しっかりと深くを掘り起こすことができるのでオススメします。
備中鍬(びちゅうくわ)

備中鍬を聞いたことも見たこともない方もいるかと思いますが、これは土の塊を砕くのに最適です。
剣先スコップでザクザク掘り起こした土の塊を、備中鍬で砕く。
そして、肥料を散布し攪拌するのにも、刃が分かれていることで短時間で混ぜることができ、畝の準備が簡単になります。
また、上記画像のように刃が何股かに分かれていて、平鍬と違い、湿り気のある土壌を掘削しても、刃の先に土がつきづらい利点があります。
鋤簾(じょれん)

鋤簾も聞いたことない人いますよね。
平鍬に似ていますが、平鍬より刃の部分が短く幅広になっています。
この道具は、草を刈ったり、土寄せをするのに便利です。
鎌のようにしゃがみ込んで草を刈るのではなく、立ったまま草を刈ることができ、何度も立ったり座ったりを繰り返さないので、足腰の負担を減らすことができます。
以上が、オススメ農具3選です。
上記の農具は色々なメーカーが出しています、ある程度吟味して購入をすることをオススメします。
粗悪品を買ってしまって、楔がすぐに取れてしまったり、かかる力に耐えられず曲がってしまったりすることがあります。.
多少値が張っても、有名メーカーを選んで欲しいです。値が張るといっても何万円もするようなものではないので、使用年数を考えたら初期投資は多少かかっても元はとれると思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
少しでも、皆さんの家庭菜園ライフの役に立てたら嬉しいです。
それでは、また次回
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